こんにちは、かいとです。
パソコンで文字を入力したり、文章を書いたりする時に便利な「コピー・ペースト機能」(コピペ機能)。
クリップボード履歴管理のフリーソフト「Clibor」を使うと、コピペ機能がさらに便利になり、ブログ作成を始めとしたアフィリエイトの作業が格段に効率化できるんです。
ということで今回は、フリーソフト「Clibor」を紹介します。
「Clibor」ってどんなソフト
Cliborは、“クリップボードの履歴管理”ができるソフトです。
クリップボードとは、パソコンでコピーの操作をした時の内容を一時的に保存してくれる場所です。
あなたが、パソコン上で文字列や画像をコピーすると、クリップボードにその内容が保存されます。
その後に行う、貼り付け(ペースト)操作では、クリップボードにある内容があなたの指定した場所に貼り付けられるという仕組みです。
こんなイメージです↓。
元の文字・文章があれば、それを選択してコピーし、貼り付け(ペースト)できます。
いちいちキーボードを叩いて、文字や文章を入力する場合とくらべてコピペを使うほうが、何倍も作業が効率化できますよね。
が、貼り付け(ペースト)できるのって、直前にコピーした文章・文字列だけなんですね。
少し前にコピーした文章をもう一度使いたい、って思った場合、元も文章を探してもう一度コピーする必要があります。
直前のコピーしか貼り付けに利用できないって問題を解決してくれるのが、フリーソフト「Clibor」なんです。
「Clibor」は、過去にコピーした文章・文字列の情報を残しておいてくれて、貼り付け用に再利用できるソフトです。
つまり、少し前にコピーした文章・文字列をもう1度使いたい時に、「Clibor」の機能を利用して、コピーの作業を省略して貼り付けすることができるんです。
「Clibor」の基本的な使い方
では実際にCliborはどのように使うのか、基本的な使い方を説明していきます。
例えば、この記事を作成作業中に、記事内で何度も出てくる、
- Clibor
- クリップボード履歴管理
- 貼り付け
直前に“Clibor”という言葉をコピーして、必要な場所に貼りつけました。
↓ ↓ ↓
その次に“クリップボード履歴管理”という言葉を使いたいので、コピペで済まそうとしても、直前には“Clibor”という言葉をコピーしています。
↓ ↓ ↓
本来なら“クリップボード履歴管理”という文字列を探してその部分を選択肢、コピーする必要があります。
が、「Clibor」を利用していると、
↓ ↓ ↓
Ctrlキーを2回叩いたら、↓ような画面が表示され、使いたい文字列をクリックすれば、その後に貼り付けをすると、選んだ文字列が入力される。
という仕組みです。↓ ↓ ↓
その次に“クリップボード履歴管理”という言葉を使いたいので、コピペで済まそうとしても、直前には“Clibor”という言葉をコピーしています。
↓ ↓ ↓
本来なら“クリップボード履歴管理”という文字列を探してその部分を選択肢、コピーする必要があります。
が、「Clibor」を利用していると、
↓ ↓ ↓
Ctrlキーを2回叩いたら、↓ような画面が表示され、使いたい文字列をクリックすれば、その後に貼り付けをすると、選んだ文字列が入力される。
通常108件の履歴(最大10,000件まで設定可)が残っているので、いちいちコピー元を探し直さなくて済み、ブログ作成やキーワード選定の効率が格段に上がります。
「Clibor」の導入・設定方法
続いて、Cliborをあなたのパソコンに導入・設定する手順をご説明します。まずは、Cliborをダウンロードします。
Cliborは、Vectorや窓の杜というサイトでダウンロードできます。
Vectorの場合、こちらのページから
http://www.vector.co.jp/download/file/winnt/util/fh687075.html
「今すぐダウンロード」というボタンをクリックします。
「clibor.zip」というファイルがダウンロードできるので、あなたのパソコンの任意の場所に保存してください。
「clibor.zip」は、複数のファイルを1つにまとめている状態のため、そのままでは使用できません。
ダウンロードできたら、このファイルを展開します。
Windows7/8/10であれば、通常は「clibor.zip」のファイルを右クリックし“すべて展開”をクリックすれば、同じフォルダに利用できる状態で展開されます。
右クリックで「すべて展開」という選択肢が出ない場合は、Lhaplusなどの圧縮解凍ソフトをインストールして展開して下さい。
展開が完了すると、Cliborというフォルダができるので、そのフォルダを開きます。
(開くとさらにCliborというフォルダがある場合は、そのフォルダを開きます)
すると、↓のように3つのファイルが存在します。
ここにある「Clibor.exe」というファイルをダブルクリックし、Cliborを起動します。
Cliborが起動されると、タスクトレイという部分にこのようなアイコンが表示されます。
このアイコンが表示されていれば、Cliborが稼働していてクリップボード履歴が保存されるようになっています。
ちなみに、タスクトレイとは、Windowsのタスクバーの右端、または下にある↓のような部分です。
常に動いているようにスタートアップに設定する
Cliborは常に動いていないと、クリップボード履歴が保存されません。スタートアップに登録して、次回以降パソコンを使う時に自動的に起動してくれるよう設定する手順を説明します。
さきほど説明したタスクトレイにある、Cliborのアイコンを右クリックして、「設定」を選択します。
設定画面で「スタートアップへ登録(J)」をクリックすると、スタートアップに登録され、パソコンを起動したら自動的にCliborが動いてくれるようになります。
あとは先ほど説明したように、Cntlキーを2回叩けばクリップボードの履歴(過去にコピーした文章、文字列の一覧)が利用できるようになります。
※最初は空っぽです。導入して以降の履歴が利用できます。
【補足】
「Clibor」は、Windows7/8/10に対応しています(2017/8時点)。
MACには対応していませんが、Macの場合はClipMenuというフリーソフトで同等のことができます。
また、Cliborで履歴管理できるのはテキスト(文字列)だけで、画像などは管理できません。
まとめ
今回はクリップボード履歴管理ができるフリーソフトCliborの基本的な使い方と導入・設定方法を紹介しました。
手書きと違い、コピペができるのがパソコン作業の大きな利点。
ならば、コピペ機能を積極的に活用しない手はないですよね。
Cliborでコピペ機能を有効活用して、ブログ記事作成をはじめとしたアフィリエイトアフィリエイトの作業を効率的に進めてくださいね。
また、Cliborは今回紹介した使い方以外にも、色々な機能・設定があります。
Clibor製作者のサイトに詳しい使い方や設定が説明されていますので、合わせて参考にしてください。